ハトの被害対策
- [公開日:2024年8月26日]
- ID:4076
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市ではハトの捕獲や駆除はしていません
ハトによる被害の相談が寄せられることがあります。
しかしながら、ハトやカラスなどの野鳥は「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(以下「鳥獣保護管理法」といいます。)により保護されており、むやみに捕獲や駆除ができません。
したがって、市ではハトやその卵の捕獲、駆除等は行っておりません。
よくある苦情・相談
- 家に巣を作られ、鳴き声がうるさい。
- ふんや羽毛で周りが汚れている。
- 悪臭が漂い、ダニやハエなどが発生している。
- 乾燥したふんなどを吸い込むことによる健康被害が心配だ。
ハトにエサをあげないで
ハトは繁殖力が強く、すぐに増えてしまいます。
公園などでエサを与えると、近隣住民との間でトラブルの原因となることがあります。
ハトに限らず、野生動物にエサを与えることはやめましょう。
ハトを寄せつけないようにするには
- 日頃から巣を作りそうな場所(ベランダ、エアコンの室外機、不要な荷物の隙間など)は清潔に保ち、巣を作りはじめたらすぐに取り除いてください。
- 被害のある場所やハトがよくとまる場所をネットで覆ったり、テグスやピアノ線を設置してください。
- ホームセンターなどで販売されているハト用動物忌避剤やプラスチック製の剣山シートなどの対策グッズを活用してください。
- ハトのふんが放置されていると、何度も来ることがあるので、早めに清掃してください。
ふんの清掃方法
ハトなどの野鳥のふんには、有害な病原菌や寄生虫が含まれている場合があります。
ふんは、水で流すか、一度水で濡らして飛散しないようにしてください。
ふんに直接触れたり、乾燥したふんを吸入しないよう、手袋やマスクを装着してください。
巣を作られてしまったら
巣の中にヒナや卵がある場合
鳥獣保護管理法に基づき、勝手に巣を撤去したり、移動させたりすることはできません。
ヒナは1か月あまりで巣立ちます。ヒナが巣立つまでの間、見守ってあげてください。
見守ることが難しい場合
捕獲許可を受けてご自身で撤去するか、駆除処理業者にご相談ください。
ヒナが巣から落ちた場合は、親鳥が近くにいたり、エサを運んできたりすることがありますので、手を出さないでください。許可なく野鳥を捕まえたり飼ったりすることは鳥獣保護管理法で禁止されており、生物多様性の保全の観点からも、そのままそっとしておいてください。
巣の中にヒナや卵がない場合
空の巣であれば撤去して構いません。巣の撤去は敷地の管理者が行ってください。
巣の撤去方法
巣は手袋やマスクを装着して撤去し、ごみとして処分してください。
ハトは古い巣を利用することがあるので、ヒナが巣立った後は速やかに巣を撤去してください。
ハトを捕獲するには許可が必要です
ハト(卵・ヒナを含みます。)は、鳥獣保護管理法により保護されており、原則として捕獲や卵の採取ができません。
ハトの捕獲や卵の採取は、鳥獣保護管理法に基づく許可が必要です。
許可の申請方法は、御所市農林商工課(電話番号:0745-62-3001(代表))にお問い合わせください。
駆除処理業者のご案内(有料)
一般社団法人奈良県ペストコントロール協会(電話番号:0742-23-7312)に加入している業者にご相談ください。
業者により料金が異なる場合がありますので、複数の業者から見積りをとるなどして、納得した上でご依頼ください。