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あしあと

    飼い主のいない猫(野良猫)

    • [公開日:2022年1月4日]
    • ID:3258

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    飼い主のいない猫(野良猫)による環境被害と殺処分をなくす取り組みをはじめます!

    クリーンセンターには、飼い主のいない猫(野良猫)に関して、次のような苦情や相談が多く寄せられています。

     ●野良猫が敷地内でふん尿をしたり、ごみを荒らしたりして悪臭に困っている。

     ●野良猫が子猫を産んだので引き取ってほしい。

     ●野良猫の鳴き声がうるさい。

     ●野良猫に無責任にエサを与える人がいる。

    猫による被害で困っている人からは市や保健所で捕獲してほしいといった要望がありますが、猫は「動物の愛護及び管理に関する法律」により愛護動物と定められており、むやみに捕獲し、駆除することはできません。

    しかし、毎年数多くの猫たちが保健所に収容され、そのほとんどが譲渡先が見つからず、殺処分される運命にあります。


    御所市では、生活環境の保全と動物愛護思想の両面から、飼い主のいない猫にかかわる苦情や殺処分を減少させる取り組みを始めました。

    野良猫に起因して地域の生活環境に支障が生じ、地域コミュニティに問題が生じているような地域から対策を検討してまいります。

    猫の殺処分をなくし、生活環境の改善を図るため、私たち一人ひとりができることは何か考えてみましょう!


    飼い主のいない猫(野良猫)に関するトラブル

    飼い主のいない猫(野良猫)に関する苦情や相談の中には、猫にエサをやる人に対する非難や住民同士のトラブルにまで発展しているケースもあります。

    しかし、「狂犬病予防法」に基づき抑留できる犬とは異なり、野良猫は瀕死等の保護が必要な場合を除いて捕獲できないため、猫をその場所から排除する手立てはありません。

    また、野良猫は、飼い主責任を追及する相手がいないため、個人の問題として解決を図るのは難しく、地域の環境問題として解決を図る必要があります。

    無秩序な繁殖による不幸な猫を増やさないよう、無責任なエサやりは行わないなど、人間側のマナー意識の向上も重要な課題です。

    猫による被害の軽減に効果がある方法

    猫は犬のような登録制度や放し飼いを規制する法制度がなく、飼い猫と野良猫の区別もできないため、行政による捕獲や駆除ができません。

    したがって、猫のふん尿等による生活被害を軽減させるためには、まず個人で猫よけ対策をしていただく必要があります。

    猫による被害の軽減に効果があるとされている方法を紹介します。いろいろな方法で何度も繰り返してやってみてください。

    猫が庭などに入らないようにする方法

    Adobe Reader の入手
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    ボランティア協力のお願い

    ボランティアには、里親活動、一時預かり、ミルクボランティア、TNR活動、寄附などさまざまな協力のかたちがあります。

    御所市が取り組む地域猫活動の趣旨を理解し、静かに見守っていただくことも立派な協力のひとつです。

    ボランティアの内容など具体的施策は、決まり次第、随時、広報やホームページを通じてお知らせします。

    できることから、できる範囲で構いません。みなさんのご理解とご協力をよろしくお願いします。


    詳しくは、地域猫活動のページをご覧ください。(別ウインドウで開く)


    ”むさし”と”こじろう”のはなし

    ある日、市民の方から2匹の子猫の引き取りを依頼されました。

    悲しい現実

    猫は「動物の愛護及び管理に関する法律」により愛護動物と定められ、むやみに捕獲し処分することが禁じられていますが、私有地に遺棄され自分で生き延びることができない乳飲み子など、やむを得ない事情があると認められる場合に限り、クリーンセンターで子猫を預かり、保健所に引き渡してきました。保健所に収容された子猫のほとんどが譲渡先が見つからず殺処分される運命にあります。

    ”保健所に引き渡す前に子猫を助けることができないか”

    私たち職員はいつもこのジレンマに悩み、苦しんでいます。収容する保健所の職員さんは私たち以上に心を痛めているにちがいありません。

    小さくても大切な命

    2匹の子猫のうち1匹は時折鳴き声を発する元気が残っていましたが、もう1匹はひどく衰弱して触ると身体が冷たくなっていました。

    ”何とかしてこの2匹の命を救いたい”

    この子猫たちは、幸いにもいろんな方々の協力の輪が広がって、保健所に引き渡す前に病院に預けることができました。

    子猫たちは深刻な状態だったにもかかわらず、持ち前の生命力で命を取りとめましたが、入院費、ノミ駆除代、注射代などの治療費は、私たちの想像以上に高額となりました。

    診療明細






    治療費は職員有志がカンパを募ってお金を工面し、
    2匹ともボランティアさんに引き取っていただきました。

    ひとつ言えることは、この2匹のように救うことができる命は本当にわずかであるということです。

    私たち職員ができるかぎりの手を尽くし、協力をよびかけても、やむなく保健所に引き渡すケースがほとんどです。

    職員有志の経済的負担にも限度があります。いつまでもボランティアさんの善意に甘え続ける訳にもいきません。

    市民のみなさんの声

    クリーンセンターには”捨て猫”のほかにも、”鳴き声がうるさい” ”ごみを荒らされる” ”悪臭がする” など猫による被害で困っている人たちから多くの相談が寄せられます。

    地域の良好な生活環境を守ることも私たちの仕事です。

    一方で、市内には行政に頼ることなく、自己負担で猫の命を救う活動をしている方もおられます。市外のボランティアさんも協力を申し出てくれています。

    私たちはこうした人たちにも公的な支援の手を差し伸べ、共に協力して猫の殺処分を減らしていきたいと思いました。 

    新たな環境課題として

    2匹の治療費に市民のみなさんからお預かりした税金を使ったとしたら…

    “猫に使うお金があるなら、もっと市民のために使って欲しい”といったご意見が出るのはもっともだと思います。

    “猫に迷惑している” “かわいそうな猫を救いたい”どちらも切実な市民の声です。

    こうした双方からの声を受けて、御所市では猫による環境被害を減らすとともに、殺処分をなくす取り組みを進めることになりました。

    "むさし"と”こじろう”

    2匹の子猫は、強くたくましく育ってほしいとの願いを込めて”むさし”と”こじろう”と名づけられました。

    ボランティアさんのもとで元気にすくすくと成長し、素敵な里親さん家族に迎えられることとなりました。




    里親さんと”むさし”




    里親さんと”こじろう”

    私たちがそうであったように、もしかしたら、市民のみなさんも何かを感じ、何か行動をおこすきっかけになるかもしれない。

    そんな思いから”むさし”と”こじろう”のエピソードを紹介しました。




    むさし



    こじろう

    ”むさし”と”こじろう” 巌流島の決闘!

    QuickTime の入手
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