飼い主のいない猫(野良猫)《トラブル対策・保護猫の里親募集》
- [公開日:2023年11月17日]
- ID:3258
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飼い主のいない猫(野良猫)問題への対策を進めています!
クリーンセンターには、飼い主のいない猫(野良猫)に関して、次のような苦情や相談が多く寄せられています。
●野良猫が敷地内でふん尿をしたり、ごみを荒らしたりして悪臭に困っている。
●野良猫が子猫を産んだので引き取ってほしい。
●野良猫の鳴き声がうるさい。
●野良猫に無責任にエサを与える人がいる。
猫による被害で困っている人からは市や保健所で捕獲してほしいといった要望がありますが、猫は「動物の愛護及び管理に関する法律」により愛護動物と定められており、みだりに捕獲し駆除することはできません。
しかしながら、保健所に収容されて譲渡先が見つからないまま殺処分されたり、病気や交通事故のほか、カラス等の野生鳥獣に襲われたりして、毎年数多くの猫がその命を失ったり、大きな怪我を負ったりしています。
御所市では、生活環境の保全と動物愛護思想の両面から「地域猫活動」を推進しています。
猫が原因で生活環境に支障が生じ、地域コミュニティに問題が生じているところから対策を講じていきます。
飼い主のいない猫(野良猫)を少なくし、地域の生活環境の改善を図るため、私たち一人ひとりができることは何か考えてみましょう!







飼い主のいない猫(野良猫)に関するトラブル
飼い主のいない猫(野良猫)に関する苦情や相談の中には、猫にエサをやる人に対する非難や住民トラブルに発展しているケースもあります。
しかし、「狂犬病予防法」に基づき抑留できる犬とは異なり、野良猫は瀕死等の保護が必要な場合を除いて捕獲できないため、猫をその場所から排除する手立てはありません。
また、野良猫は、飼い主責任を追及する相手がいないため、個人の問題として解決することが難しく、地域の環境問題として解決を図る必要があります。
無秩序な繁殖による不幸な猫を増やさないよう、無責任なエサやりを行わないなど、人間側のマナー意識の向上も重要な課題です。

無責任にエサをあげていませんか?
おなかをすかせた猫にエサをあげることは悪いことではありません。しかし、不妊去勢手術をしないで、ただエサを与えるだけでは、子猫がどんどん生まれて、かわいそうな猫を増やすことになります。
飼い主のいない猫にエサをあげるときは、不妊去勢手術を受けさせ繁殖を抑制し、エサやりの場所と時間を決め、食べ残しやふん尿の清掃をするなど周辺を清潔に保ちましょう。

エサやりを禁止すれば…
生ごみをあさり、わずかなエサをめぐって猫同士の争いが絶えなくなるなど、生活環境がさらに悪化するおそれがあります。
人目を避けて隠れてエサやりをするようになると、問題解決がさらに困難になります。
まずは、忌避剤を置いたり、猫が通れないようにしたりして、猫が近寄ってこないよう自衛策を講じましょう。

猫よけ対策(猫による被害の軽減に効果がある方法)
猫は犬のような登録制度や放し飼いを規制する法制度がなく、飼い猫と野良猫の区別もできないため、行政による捕獲や駆除ができません。
したがって、猫のふん尿等による生活被害を軽減させるためには、まずは個人で自衛策(猫よけ対策)をとることをお勧めします。
猫による被害の軽減に効果があるとされている方法を紹介します。いろいろな方法で何度も繰り返してやってみてください。
猫よけ対策(猫による被害の軽減に効果がある方法)
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里親募集

猫の譲渡希望者の方へ
御所市が取り組む地域猫活動において、遺棄された子猫や、事故や疾病などによりどうしても保護が必要となった猫たちを「御所市地域猫サポーター」が一時預かりしています。
※詳しくは、地域猫活動をご覧ください。(別ウインドウで開く)
保護猫を新しい家族の一員として迎えてくださる里親さんを募集しています。
愛情と責任をもって、最後までお世話ができる方をお待ちしています。 ※猫の飼い主のみなさんへ(別ウインドウで開く)
※譲渡には一定の条件があります。家庭環境や飼育形態など適性を考慮したうえで譲渡先を決定します。

保護直後の子猫2頭
(元町南団地)

里親さんに抱かれる2頭
(譲渡済)

里親募集中の猫

【管理番号 18】
名前:コッチ
性別:男の子
特徴:白黒
出生:令和5年5月頃
保護地域:船路

用心深くてちょっと怖がりさん。
シャーはご挨拶で ナデナデOK。
手からおやつも食べてくれます。
兄弟のまこくんと仲良く過ごしてます。
FIV、FeLV 各陰性。

【管理番号 19】
名前:まこ
性別:男の子
特徴:キジ白
出生:令和5年5月頃
保護地域:船路

男の子だけど女の子みたいな優しいお顔のおっとりさん。
イケメンですが何か?
コッチとは兄弟、仲良しです。
FIV、FeLV 各陰性。

【管理番号 20】
名前:うるる
性別:女の子
特徴:サビ
出生:令和5年6月頃
保護地域:西寺田

人懐っこく、よく遊びます。
チャームポイントはアシンメトリーのピカソ的なお顔。
初めて会う人にも寄っていき「誰なの?」という顔で
膝に乗ってくれます。さららと仲良し姉妹です。
FIV、FeLV 各陰性。

【管理番号 21】
名前:さらら
性別:女の子
特徴:キジトラ
出生:令和5年6月頃
保護地域:西寺田

食べること遊ぶこと、なでなでされること、
仲良し姉妹、うるるが大好きです。
チャームポイントは茶,薄茶,茶,薄茶のシマシマの指と
幸運の鍵尻尾。
FIV、FeLV 各陰性。

【管理番号 22】
名前:れーずん
性別:男の子
特徴:キジ白(長毛)
出生:令和5年7月頃
保護地域:柿ケ坪町

人懐っこくて、甘えたの男の子。
おもちゃ遊びと抱っこが大好きです。
FIV、FeLV 各陰性
去勢手術済み

【管理番号 23】
名前:くるみ
性別:女の子
特徴:キジ白(長毛)
出生:令和5年7月頃
保護地域:柿ケ坪町

恥ずかしがりの面もありますが、抱っこも大好きです。
撫でられるとゴロゴロと気持ち良さそうにしてくれます。
FIV、FeLV 各陰性
不妊手術済み

【管理番号 24】
名前:さち
性別:女の子
特徴:黒
出生:不明(推定7歳)
保護地域:戸毛

これまで出産子育てを繰り返し
苦労して生き抜いてきました。
保護後は、お母さんの顔はどこへやら…
撫で撫でが大好きの甘えたさん
のんびり猫ちゃんと暮らしたい方にオススメ。
FIV、FeLV 各陰性
不妊手術済み

里親が決まった猫

【管理番号 1】
名前:たわら
性別:男の子
特徴:茶トラ
推定出生:令和4年9月頃
保護地域:小林

【管理番号 2】
名前:チャオ
性別:男の子
特徴:茶白
推定出生:令和4年8月頃
保護地域:栗阪

【管理番号 3】
名前:カノン
性別:女の子
特徴:パステル三毛
推定出生:令和4年10月頃
保護地域:小林

【管理番号 4】
名前:マークン
性別:男の子
特徴:グレー
推定出生:令和4年10月頃
保護地域:小林

【管理番号 5】
名前:ソル
性別:男の子
特徴:黒
推定出生:令和4年10月頃
保護地域:小林

【管理番号 6】
名前:ルカ
性別:男の子
特徴:黒
推定出生:令和4年10月頃
保護地域:小林

【管理番号 7】
名前:じゅり
性別:女の子
特徴:キジトラ
推定出生:令和3年5月頃
保護地域:室

【管理番号 8】
名前:きらり
性別:女の子
特徴:キジトラ
推定出生:令和4年8月頃
保護地域:三室

【管理番号 9】
名前:ひらめ
性別:女の子
特徴:キジトラ
推定出生:令和5年4月頃
保護地域:三室

【管理番号 10】
名前:しらこ
性別:女の子
特徴:白
推定出生:令和5年4月頃
保護地域:三室

【管理番号 11】
名前:ちょこ
性別:女の子
特徴:キジトラ
出生:令和5年5月頃
保護地域:名柄

【管理番号 12】
名前:みんと
性別:女の子
特徴:サバトラ
出生:令和5年5月頃
保護地域:名柄

【管理番号 13】
名前:もか
性別:女の子
特徴:キジトラ
出生:令和5年5月頃
保護地域:名柄

【管理番号 14】
名前:とら
性別:男の子
特徴:茶トラ
出生:令和5年1月頃
保護地域:五百家

【管理番号 15】
名前:みー
性別:男の子
特徴:キジトラ(中長毛)
出生:令和5年6月頃
保護地域:櫛羅
【管理番号 16】
名前:ハリー
性別:女の子
特徴:キジ白
出生:令和5年5月頃
保護地域:船路

【管理番号 17】
名前:すず
性別:男の子
特徴:グレー白
出生:令和5年5月頃
保護地域:船路

猫の引き取りについて
御所市では猫の引き取りを原則お断りしています。くれぐれも安易に引き取りを求めないでください。
「動物の愛護及び管理に関する法律」により、飼い主のいない猫は、事故や疾病などにより保護の必要がある場合を除き、原則引き取りできません。
そのまま放置すると生命の危険がある場合など相当な事由がないかぎり、引き取りしませんので、ご注意ください。

”むさし”と”こじろう”のはなし
ある日、市民の方から2匹の子猫の引き取りを依頼されました。






悲しい現実
猫は「動物の愛護及び管理に関する法律」により愛護動物と定められ、むやみに捕獲し処分することが禁じられていますが、私有地に遺棄され自分で生き延びることができない乳飲み子など、やむを得ない事情があると認められる場合に限り、クリーンセンターで子猫を預かり、保健所に引き渡してきました。保健所に収容された子猫のほとんどが譲渡先が見つからず殺処分される運命にあります。
”保健所に引き渡す前に子猫を助けることができないか”
私たち職員はいつもこのジレンマに悩み、苦しんでいます。収容する保健所の職員さんは私たち以上に心を痛めているにちがいありません。

小さくても大切な命
2匹の子猫のうち1匹は時折鳴き声を発する元気が残っていましたが、もう1匹はひどく衰弱して触ると身体が冷たくなっていました。
”何とかしてこの2匹の命を救いたい”
この子猫たちは、幸いにもいろんな方々の協力の輪が広がって、保健所に引き渡す前に病院に預けることができました。
子猫たちは深刻な状態だったにもかかわらず、持ち前の生命力で命を取りとめましたが、入院費、ノミ駆除代、注射代などの治療費は、私たちの想像以上に高額となりました。
治療費は職員有志がカンパを募ってお金を工面し、
2匹ともボランティアさんに引き取っていただきました。
ひとつ言えることは、この2匹のように救うことができる命は本当にわずかであるということです。
私たち職員ができるかぎりの手を尽くし、協力をよびかけても、やむなく保健所に引き渡すケースがほとんどです。
職員有志の経済的負担にも限度があります。いつまでもボランティアさんの善意に甘え続ける訳にもいきません。

市民のみなさんの声
クリーンセンターには”捨て猫”のほかにも、”鳴き声がうるさい” ”ごみを荒らされる” ”悪臭がする” など猫による被害で困っている人たちから多くの相談が寄せられます。
地域の良好な生活環境を守ることも私たちの仕事です。
一方で、市内には行政に頼ることなく、自己負担で猫の命を救う活動をしている方もおられます。市外のボランティアさんも協力を申し出てくれています。
私たちはこうした人たちにも公的な支援の手を差し伸べ、共に協力して猫の殺処分を減らしていきたいと思いました。

新たな環境課題として
2匹の治療費に市民のみなさんからお預かりした税金を使ったとしたら…
“猫に使うお金があるなら、もっと市民のために使って欲しい”といったご意見が出るのはもっともだと思います。
“猫に迷惑している” “かわいそうな猫を救いたい”どちらも切実な市民の声です。
こうした双方からの声を受けて、御所市では猫による環境被害とかわいそうな猫を減らすことを目指して「地域猫活動」に取り組むことになりました。

"むさし"と”こじろう”
2匹の子猫は、強くたくましく育ってほしいとの願いを込めて”むさし”と”こじろう”と名づけられました。
ボランティアさんのもとで元気にすくすくと成長し、素敵な里親さん家族に迎えられることとなりました。

里親さんと”むさし”

里親さんと”こじろう”
私たちがそうであったように、もしかしたら、市民のみなさんも何かを感じ、何か行動をおこすきっかけになるかもしれない。
そんな思いから”むさし”と”こじろう”のエピソードを紹介しました。

むさし

こじろう
”むさし”と”こじろう” 巌流島の決闘!
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