動物の遺棄・虐待は犯罪です!
- [公開日:2023年11月21日]
- ID:3250
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遺棄・虐待は犯罪です!
御所市において、子猫が私有地等に勝手に捨てられたり、動物が虐待されるなどの事案が発生しています。
犬や猫などの愛護動物を捨てたり虐待することは犯罪です。違反すると以下の罰則があります。
- 愛護動物をみだりに殺したり傷つけた者
→ 5年以下の懲役または500万円以下の罰金 - 愛護動物に対し、みだりに身体に外傷を生ずるおそれのある暴行を加えたり、餌や水を与えずに衰弱させるなど虐待を行った者
→ 1年以下の懲役または100万円以下の罰金 - 愛護動物を遺棄した者
→ 1年以下の懲役または100万円以下の罰金
トラバサミの使用は禁止されています!
市内でトラバサミの使用による動物虐待が発生しました。
トラバサミを設置すると、散歩中の人やペットも脚をはさまれて怪我をするおそれがあります。
現在、トラバサミの使用は「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」で原則禁止されており、違反した場合は、罰則(1年以下の懲役または100万円以下の罰金)に処せられます。
危険なトラバサミの使用はやめましょう!
捨てられた動物に不幸をもたらします
飼っている動物を捨てる人は、誰か優しい人に拾われて幸せになると信じようとします。しかし現実は甘くありません。
捨てられた子犬や子猫は、空腹や寒さで衰弱死するか、弱ったところをカラスなどに襲われます。
成犬・成猫であっても、食べ物を得られず衰弱したり感染症にかかったり交通事故に遭い命を落とすことも少なくありません。
動物を捨てる行為は多大な不幸をもたらす行為です。
近隣住民の迷惑となります
捨てられた動物は、ごみを荒らしたり、ふん尿で庭を汚したりします。
また、道路に飛び出してきた動物を避けようとしてバイク等が転倒し、運転者が死傷する事故が起こる可能性もあります。
動物を捨てる行為は近隣住民に多大な迷惑をもたらします。
ペットを飼う前に
ペットを飼うことは、その一生に責任を持つということです。飼う前に最期まできちんと世話ができるのか考えましょう。
- 飼いたい動物の特性・飼育に必要な環境について調べましたか?
- 生涯にわたる計画を立ててみましたか?
- ペットの入手先について調べましたか?
- 毎日欠かさず、ペットの世話に時間と手間をかけられますか?
- 家族みんなが飼うことに賛成して協力できますか?
- 家族の中に飼いたい動物に対するアレルギーを持つ人はいませんか?
- そのペットを飼うことができる住宅ですか?
- 万が一、飼えなくなった時のことを考えていますか?
適正な管理ができないから飼わないと判断することもペットの命に対する責任を果たすことになります。
ペットをむやみに増やさない
ペットが捨てられる理由に数が増えすぎて飼えなくなったというものがあります。
きちんと世話ができる数にとどめましょう。
ペットをむやみに増やさないためには不妊・去勢手術が必要です。
不妊・去勢手術のメリット
- 繁殖制限になる。
- ホルモン・生殖器系の病気の予防になる。
- 性的なストレスによる異常な鳴き声や猫どうしの喧嘩が減少する。
※現在、御所市では飼い猫の不妊・去勢手術に対する助成制度はありません。