12月4日から10日は「人権週間」です
- [公開日:2022年12月4日]
- ID:2939
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12月10日「人権問題講演会」を開催します
「人権週間」期間中、御所市では「人権問題講演会」を開催します。
新型コロナ対策のため、検温・手指消毒・マスクの着用など十分な感染症対策を行い、入場人数を先着100名と制限して開催します。
日時
令和4年12月10日(土)13時30分から(受付:13時から)
会場
御所市文化ホール(アザレアホール)[御所市13]
講演
「共生社会の実現を目ざして」
講師 SHIMADZU Breakers 中川 将弥 さん
開催についてのご注意
※ 講演会は、十分な新型コロナウイルス感染症対策を行ったうえで開催します。
新型コロナウイルス感染症の状況によっては、講演会を中止する場合があります。
また、当日の午前7時現在で、御所市にいずれかの警報が発令された場合は中止とします。
「人権週間」あらためて人権について考えてみませんか
20世紀には大きな世界大戦が2度も起こり、特に第二次世界大戦中には特定の人種の迫害や大量虐殺など、人権侵害、人権抑圧が横行しました。このような経験から、人権問題は国際社会全体にかかわる問題であり、人権の保障が世界平和の基礎であるという考え方が主流になりました。
そして、昭和23(1948)年12月10日、国連第3回総会(パリ)において、「すべての人民とすべての国とが達成すべき共通の基準」として『世界人権宣言』が採択されました。
『世界人権宣言』は基本的人権尊重の原則を定めたものであり、それ自体が法的拘束力を持つものではありませんが、初めて人権の保障を国際的にうたった画期的なものです。
その後、『世界人権宣言』が採択された12月10日を記念して、昭和25(1950)年12月4日の第5回総会において、12月10日を『人権デー(Human Rights Day)』と定め、加盟国などに人権思想の啓発のための行事を実施するように呼びかけています。
我が国においても、法務省と全国人権擁護委員連合会は、『世界人権宣言』が採択された翌年の昭和24年から毎年『人権デー』を最終日とする1週間(12月4日-10日まで)を『人権週間』と定め、全国的に啓発活動を展開し、広く国民に人権尊重思想の普及高揚を呼びかけています。
また12月は、「犯罪被害者週間」(11月25日-12月1日)、「障害者週間」(12月3日-9日)、「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」(12月10日-16日)など、人権に関わる週間が続きます。
この機会にあらためて『人権』について考えてみませんか。
「人権週間」の啓発活動強調事項
- 女性の人権を守ろう
- 子どもの人権を守ろう
- 高齢者の人権を守ろう
- 障害のある人の自立と社会参加を進めよう
- 部落差別(同和問題)を解決しよう
- アイヌの人々に対する偏見や差別をなくそう
- 外国人の人権を尊重しよう
- 感染症に関する偏見や差別をなくそう
- ハンセン病患者・元患者・その家族に対する偏見や差別をなくそう
- 刑を終えて出所した人に対する偏見や差別をなくそう
- 犯罪被害者とその家族の人権に配慮しよう
- インターネットによる人権侵害をなくそう
- 北朝鮮当局による人権侵害問題に対する認識を深めよう
- ホームレスに対する偏見や差別をなくそう
- 性的指向および性自認(性同一性)を理由とする偏見や差別をなくそう
- 人身取引をなくそう
- 東日本大震災に起因する偏見や差別をなくそう
御所市においても、人権啓発看板の設置や広報車による街宣活動、啓発物品の配布、研修会などさまざまな関係団体、組織などと連携しながら啓発活動を行い、市民の人権尊重思想の普及高揚に努めています。