御所市小中学校給食献立(令和7年度)
- [公開日:2025年5月30日]
- ID:4269
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給食献立表

よくかんで食べていますか?

6月4日から10日は、厚生労働省、文部科学省、日本歯科医師会、日本歯科医師会が実施する「歯と口の健康週間」です。
歯と口は、食べ物を食べたり飲んだりするほか、呼吸をしたり、話をしたりと、生きる上で重要な役割があり、心や体の健康にもつながっています。
通常、乳歯は20本、永久歯は親知らずを含めると32本あります。歯は6歳ごろに永久歯への生え変わりが始まり、13歳ごろには全ての永久歯が生えそろい、その後一生使うとても大事なものです。高齢者になっても自分の歯が20本以上あれば、食生活にほぼ満足することができると言われています。
歯と口の健康を保つには、食後の歯みがきだけでなく、規則正しい食生活や、よくかんで食べる習慣を身につけることが大切です。

よくかんで食べると・・・

食べ物本来の味をしっかりと味わうことができる

よくかむことで、食べ物本来の味をしっかりと味わうことができ、よりおいしく感じるようになります。また、味覚も発達します。

肥満の防止

ゆっくりとよくかむことで、早食いが防止できたり、脳におなかがいっぱいだという信号が伝わり、食べすぎを防ぐことができます。

だ液がたくさん出て、虫歯を予防する

かめばかむほど、だ液がたくさん出ます。だ液には口の中の汚れを落としたり、虫歯を予防するはたらきがあります。

消化を助け、栄養の吸収が高まる

細かくかんだ食べ物は、だ液と混ざることで飲み込みやすくなり、胃や腸での消化も助けます。また栄養が吸収されやすくなります。

歯並びがよくなる

かむたびにあごの骨や筋肉が発達してじょうぶになり、歯並びがよくなります。

脳の活性化や、精神を安定させる

よくかむことで、頭の血管や神経が刺激されて、脳の働きがよくなり、記憶力や集中力が高まります。また、心も安定します。

よくかんで食べるコツ!

どんな味がするか意識しながら食べる


食べ物を飲み込もうと思ってから、さらに10回かむようにする


かみごたえのある食べ物を食事に取り入れる






口の中の食べ物を、飲み物で流し込まない

御所市の学校給食では毎月18日は「いい歯の日」となっています。いい歯の日にはかみごたえのある食べ物を使ったメニューが出ています。
1口30回を目標によくかんで食べましょう!

給食費について

保護者のみなさんにご負担いただく給食費は、すべて食材費にあてられます。食材以外の施設の整備や人件費などの費用は含みません。子どもたちに栄養バランスの良い給食を提供していきたいと思いますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
一人あたりの給食費は、小学生は月額3900円、中学生は月額4300円となります。

給食費の無償化について
期間は令和7年4月から令和8年3月までの1年間です。

学校給食の内容について

学校給食の献立は、文部科学省が定める「学校給食摂取基準」に基づいて考えています。「学校給食摂取基準」では1日に必要な栄養量の3分の1程度を基本とし、日頃の食事で不足しがちなカルシウムや鉄、ビタミン類、食物繊維は多めにとれるよう基準値が決められています。
また、学校給食のナトリウム(食塩相当量)は、1日の目標量の3分の1未満を基準としています。給食を食べると薄味に感じることもありますが、それは濃い味付けに慣れてしまっているからかもしれません。「だし」をとって食材のうま味を引き出すなど、減塩の工夫を行っています。
学校給食を通して児童生徒のみなさんが栄養を摂るだけでなく、食に関する知識や習慣などを身に付けますが、給食は1日に3回ある食事のうちの1回です。献立表などを使ってご家庭でも食育に取り組んでみてくださいね。