御所市小中学校給食献立(令和7年度)
- [公開日:2025年8月28日]
- ID:4269
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給食献立表
各月の献立表
各月の給食だより

9月1日は防災の日!

1923年9月1日に関東大震災が発生したことにちなみ、9月1日は「防災の日」です。
近年は災害級の大雨が日本各地で起こり、甚大な被害が相次いでいる状況です。これからの季節は台風が多く発生する季節になります。地震などの大規模な災害にだけでなくいつ起こるかわからない災害に備えて、日ごろから水や食料品を多めに備蓄しておくと安心です。
災害時には、電気・ガス・水道などのライフラインの停止や、物流機能の停止によって食料品が手に入りにくくなることから、各家庭で水や食料品を備えておくことが必要です。家族の状況に合わせて必要なものが足りているかを確認してみましょう。
また、災害が起こったことを想定して、非常食や防災食を実際に作って食べてみる体験を行ってみると、作り方や味がわかり、賞味期限の確認にもなります。
避難する時すぐに持ち出せるよう熱源が不要なものを中心に、防災袋などにまとめておきましょう。

備蓄食品の選び方

栄養バランスや使い勝手を考えて各家庭にあった食品を選ぶことが大切です。
水や食料品は最低3日分、できれば1週間分を備えておくことが勧められています。
非常食を用意していない家庭でも、普段から食べ慣れているカレーなどのレトルト食品やカップ麺などのインスタント食品、じゃがいもや玉ねぎなどの常温で保管できる野菜類、缶詰などの日持ちのする食料品を多めに買い置きし、使った分を買い足す「ローリングストック法」で、無理のない備蓄を心がけましょう。

備蓄品を見直しましょう

水

水は生命の維持に欠かせないものであり、料理、飲料として食事や食間などに十分量をとる必要があります。水の備蓄は、1人当たり1日3Lの量が必要になります。ペットボトルやウォーターサーバーなどでの備蓄ができます。ペットボトルのミネラルウォーターは約2年の賞味期限なので、期限が近づいてきたら飲んで買い足しましょう。保存水と呼ばれるミネラルウォーターの賞味期限は5年から10年で長持ちするため、備蓄用の水として最適です。
また、水道水は塩素による消毒効果により3日程度は、飲料水として使用可能です。フタのできる清潔な容器に口もといっぱいまで水道水を入れて、しっかりフタを閉め、直射日光を避けて、室温の低いところに保存しましょう。

カセットコンロ・ボンベ


地震などの災害発生後、電気・ガスが復旧していない場面で、カセットコンロとボンベがあれば、食品を温める、水を沸かす、調理をするなどができて食べられる食品の幅が広がります。温かい食事は体も温まり、緊張感や不安を和らげてくれます。
カセットボンベは1人当たり7日で6本を使用する想定で用意しましょう。調理時に使用するやかんや鍋も一緒に用意しておきましょう。

非常時の調理方法

災害時には水やガスは貴重なものになります。食材をポリ袋に入れてお湯で温める「パッククッキング」(湯煎調理)をすると鍋を汚すことなく1つの鍋でごはんとおかずなど同時に作れ、水とガスの節約ができ、洗い物も減らすことができます。

パッククッキングでのお米の炊き方

1.ポリ袋に米1合(150g)と水1カップ(200ml)を入れて、空気を抜きながら袋を根元からねじりあげ、上の方で袋の口を結ぶ。
2.鍋に皿を敷き、鍋の3分の1の量の水と1.を入れてふたをして火にかける。
3.沸騰したら中火にして20分加熱し、火を止めて10分蒸らしたら完成。

注意点
*ポリ袋は溶けて破れないように高密度ポリエチレン製のものを使用する。
*食材は厚さが均等になるように平らに入れる。
*加熱すると袋が膨張するため、空気を抜いてできるだけ袋の上部で口を結ぶ。
*水の量は鍋の約3分の1にする。
*鍋底の熱で袋が破れないように鍋に皿を敷く。
*たくさん作るときは、1袋にたくさんの量を入れずに袋の数を増やす。

給食費について

保護者のみなさんにご負担いただく給食費は、すべて食材費にあてられます。食材以外の施設の整備や人件費などの費用は含みません。子どもたちに栄養バランスの良い給食を提供していきたいと思いますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
一人あたりの給食費は、小学生は月額3900円、中学生は月額4300円となります。

給食費の無償化について
期間は令和7年4月から令和8年3月までの1年間です。

学校給食の内容について

学校給食の献立は、文部科学省が定める「学校給食摂取基準」に基づいて考えています。「学校給食摂取基準」では1日に必要な栄養量の3分の1程度を基本とし、日頃の食事で不足しがちなカルシウムや鉄、ビタミン類、食物繊維は多めにとれるよう基準値が決められています。
また、学校給食のナトリウム(食塩相当量)は、1日の目標量の3分の1未満を基準としています。給食を食べると薄味に感じることもありますが、それは濃い味付けに慣れてしまっているからかもしれません。「だし」をとって食材のうま味を引き出すなど、減塩の工夫を行っています。
学校給食を通して児童生徒のみなさんが栄養を摂るだけでなく、食に関する知識や習慣などを身に付けますが、給食は1日に3回ある食事のうちの1回です。献立表などを使ってご家庭でも食育に取り組んでみてくださいね。