御所市小中学校給食献立(令和7年度)
- [公開日:2025年7月2日]
- ID:4269
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給食献立表

熱中症を予防しよう!


効率的な水分補給をしよう

気温が高くなり、熱中症になりやすくなっています。乳幼児、高齢者、汗をかきにくい人は熱を体に溜め込みやすいので特に注意が必要です。人間の体の60パーセント以上は水分でできており、1日に排出する水分は約2、5Lといわれています。飲料水だけではなく食事からも水分を補給しますが、夏場は特に意識して水分を摂取しましょう。正しい水分補給で暑い夏を乗り切りましょう。

熱中症になると

運動能力の低下、体温の上昇、めまいやほてり、腹痛、筋肉痛、筋肉のけいれん、だるさ、吐き気、異常な汗のかきかた、意識喪失など症状はさまざまです。熱中症の症状が出ないように、こまめな水分補給や休憩、日陰や涼しい場所に移動する、衣服の選択、規則正しい生活習慣、栄養バランスの良い食事など日ごろから意識するようにしましょう。

汗と水分補給の関係
汗をかいた肌をなめると、塩辛い味がすることから、ナトリウム(塩分)が含まれていることが分かります。人間が汗をかくとき、汗と一緒にナトリウムも体の外へ排出します。

水だけの水分補給

汗をかいたときに水だけを飲むと、一時的にのどの渇きが戻りますが、体液濃度は薄くなるため、濃度を戻すために汗や尿などで水分を外に出すよう体が働きます。また、これ以上体液濃度を薄めないように水を飲む気持ちがなくなります。このことを自発的脱水症といいます。また、汗をかいていないときには、ナトリウムや糖分のとりすぎを防ぐために水やお茶などの水分補給が適しています。

スポーツドリンクでの水分補給

汗をかいたときや熱中症予防のための水分補給には、スポーツドリンクや経口補水液などのナトリウムを含む飲料は、体液濃度を薄めないため有効な水分補給になります。また、0,1から0,2パーセントの食塩と砂糖を同時に飲むと、腸で水分とナトリウムが体に吸収されやすくなります。しかし、汗をかいていないときに水やお茶の変わりに、スポーツドリンクなどを飲んでいると、ナトリウムや砂糖のとりすぎになり、生活習慣病を引き起こす要因になってしまうので、注意が必要です。

正しい水分補給で、暑い夏を健康的に過ごしましょう。

給食費について

保護者のみなさんにご負担いただく給食費は、すべて食材費にあてられます。食材以外の施設の整備や人件費などの費用は含みません。子どもたちに栄養バランスの良い給食を提供していきたいと思いますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
一人あたりの給食費は、小学生は月額3900円、中学生は月額4300円となります。

給食費の無償化について
期間は令和7年4月から令和8年3月までの1年間です。

学校給食の内容について

学校給食の献立は、文部科学省が定める「学校給食摂取基準」に基づいて考えています。「学校給食摂取基準」では1日に必要な栄養量の3分の1程度を基本とし、日頃の食事で不足しがちなカルシウムや鉄、ビタミン類、食物繊維は多めにとれるよう基準値が決められています。
また、学校給食のナトリウム(食塩相当量)は、1日の目標量の3分の1未満を基準としています。給食を食べると薄味に感じることもありますが、それは濃い味付けに慣れてしまっているからかもしれません。「だし」をとって食材のうま味を引き出すなど、減塩の工夫を行っています。
学校給食を通して児童生徒のみなさんが栄養を摂るだけでなく、食に関する知識や習慣などを身に付けますが、給食は1日に3回ある食事のうちの1回です。献立表などを使ってご家庭でも食育に取り組んでみてくださいね。