御所市の水道水における PFOS 及び PFOA について

　PFOS 及び PFOA は、炭素とフッ素が結合した有機化合物の代表的な物質です。両物質は環境中で難分解性・蓄積性が高いため、現在は国内での製造及び輸入が禁止されています。現在は各国で科学的な知見収集・実態調査が進められており、目標値等が各国で設定されている状況ですが、その数値もさまざまな状態です。

　日本では水道水について、PFOS 及び PFOA を水質管理目標設置項目に位置づけ、暫定目標値（50ng/L 以下（PFOS 及び PFOA の合算値））が定められています。

 　御所市でご利用いただいている水道水につきましては、御所市水道局が直接管理する御所市櫛羅浄水場の原水では年1回、奈良県水道局が管理する御所浄水場の原水及び浄水場出口等で年4回、PFOS 及び PFOAの検査をそれぞれ実施しています。

　結果は下記表のとおりで、国が定める暫定目標値を大幅に下回っている状態です。 

　今後も継続して PFOS 及び PFOA の水質検査を行い、安全安心な水道水をお届けできるよう管理を徹底していきます。