日本武尊・白鳥伝説三市交流事業 白鳥がとりもつ三市友好交流
- [公開日:2025年6月30日]
- ID:428
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白鳥伝説と三市交流の合意
日本書紀には、日本武尊(やまとたけるのみこと)は「東征(北関東から東北地方での戦い)からの帰り、能褒野(のぼの)(現在の三重県亀山市)で病に倒れ、その地に葬られた。日本武尊の魂は、白鳥となって大和へ向かい、大和琴弾原(ことひきのはら)(御所市冨田)にいったん舞い降りた後、河内の旧市村 (ふるいちむら)(大阪府羽曳野市)に降り立ち、その後、天に昇られた」と記述されています。現在、それぞれの地には御陵があり、これらは白鳥三陵と呼ばれています。


御所市冨田「琴弾原白鳥陵」
御所市では、日本書紀に記される「日本武尊白鳥伝説」ゆかりの三市(三重県亀山市(別ウインドウで開く)・大阪府羽曳野市(別ウインドウで開く)・御所市)により、平成10年11月、夢育むまちづくりのための都市間交流の合意書を取り交わしました。

交流事業の紹介
日本書紀に記される「日本武尊白鳥伝説」ゆかりの三市が、平成10年11月、夢育むまちづくりのための都市間市民交流の合意書を取り交わして以降、白鳥が降り立ったとされる順(亀山市、御所市、羽曳野市)に市民交流を実施しています。
今後は、これまで以上に市民主体の交流への発展が期待されます。

平成15年度
御所市において小学生児童による『葛城ウォーク』が開催されました。



平成16年度
羽曳野市において小学生児童による文化交流が開催されました。

戸毛解放子ども会(和太鼓)

人権ダッシュ名柄チャング教室

平成17年度
亀山市において各市の自治会代表者が集まり市民交流が行われました。
平成17年度は、亀山市において各市の自治会代表者が集まり市民交流が行われました。三市の自治会連合会の役員が集まった懇談会では活発な意見交換が行われました。また、関宿の「東海道関宿街道まつり」を見学し、日本武尊を祀る能褒野神社を訪れ白鳥伝説のルーツを探り、最後に交流旗が亀山市から御所市へと引き継がれました。


平成24年度
羽曳野市において古市古墳群の講義と河内ワイン祭に参加し市民交流が行われました。
平成24年度は、羽曳野市において河内の白鳥陵をはじめとする世界遺産を目指す「古市古墳群」の講義を受けました。また「河内ワイン祭」に参加し、3市の市民交流を深め、羽曳野市から亀山市へ交流旗が引き継がれました。

河内白鳥陵の講義

三市交流旗の引継ぎ羽曳野市から亀山市へ

御所市の参加者

平成26年度
亀山市において、ヤマトタケル群行ウォーキングや御墓見学、神楽ヤマトタケル男舞、ミュージカル「TAKERU」鑑賞などに参加し、市民交流が行われました。

御所市長あいさつ

能褒野神社にて

神楽ヤマトタケル男舞

三市交流旗の引継ぎ=亀山市から御所市へ

平成28年度
御所市において、「江戸時代の御所まち」、「市民交流の推進のために」と題して講演会を行い、みなさん熱心に耳を傾けていました。また、御所まちで毎年行われている霜月祭の観覧や白鳥陵の見学を行い、三市の交流を深めました。
次回は平成30年度に羽曳野市で行われます。
開会式での市長挨拶
江戸時代の御所まちの講演の様子
霜月祭
白鳥陵
「市民交流の推進のために」の講演の様子
引き継ぎ式 御所市から羽曳野市へ★

令和4年度
新型コロナウイルス感染症対策として、開催が延期されておりました市民交流が三重県亀山市で行われました。
歴史博物館の観覧及び学芸員による講話のあと、「東海道関宿街道まつり」を観覧しながら関宿内にある資料館を巡る関宿ウォークラリーに参加いたしました。最後に、交流旗が亀山市から御所市へと引き継がれました。
学芸員による説明の様子

東海道関宿街道まつり
関文化交流センターでの様子

交流旗の引継ぎ (亀山市から御所市へ)

令和6年度
御所市において市民交流を開催いたしました。
防災交流館での開会式後、江戸時代の風情が残る、御所まちの「みどころスポット」を巡りました。午後からは、元宝塚歌劇団 光海(みつみ)あきほ氏(主演)の市民参加型ミュージカル「ヤマトタケル」を観劇いたしました。
最後に、交流旗が御所市から羽曳野市へと引き継がれました。

防災交流館での開会式
御所まち「みどころスポット」巡りの様子

市民参加型ミュージカル
交流旗の引継ぎ(御所市から羽曳野市へ)