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あしあと

    トビイロウンカに関する続報

    • [公開日:2021年7月29日]
    • ID:3189

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    水田でトビイロウンカの発生が確認されています

    令和3年7月28日、奈良県病害虫防除所よりトビイロウンカに関する注意報の第3号が発令されました。

    同防除所が奈良県内の平坦地域において7月中下旬に行った巡回調査では、水田の約2割でトビイロウンカの発生が確認されたとのことです。
    梅雨が明け高温となる日々が続いており、トビイロウンカが急増しやすくなっております。確実な防除を行ってください。

    防除時期

    トビイロウンカの防除には、薬剤を抵抗性の低い幼虫に対して使用することが重要です。
    次に幼虫が出てくるのは8月上旬と予想されています。

    箱粒剤による防除を行っていない方、効果期間の短い薬剤を使用された方は、この時期に確実に防除を行ってください。
    この時期の防除では、シラフルオフェンおよびジノテフランを有効成分とする薬剤が実績があります。それぞれ代表的な商品は以下のとおりです。

    〇シラフルオフェン系
     ・MR.ジョーカー

    〇ジノテフラン系
     ・スタークル
     ・ゴウケツモンスター

    トビイロウンカは稲の株本につきます。液剤散布によって防除を行う場合は、株元まで届くように散布してください

    なおフルスロットルなどの比較的効果期間の長い箱粒剤を使用された方でも、8月下旬には上記の薬剤を使用することを推奨します。