トビイロウンカの防除を行ってください!
- [公開日:2021年6月30日]
- ID:3174
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トビイロウンカの飛来が続いています
5月以降現在まで、トビイロウンカの飛来が続いています。
6月28日に発表された奈良県病害虫防除所のトビイロウンカに関する注意報の第2報によれば、実際に捕獲されたトビイロウンカの数も昨年と同等とのことで、防除をしなければ昨年と同様の被害が予想されます。
田植え時にフルスロットル、ゼクサロンなどの箱粒剤(トリフルメゾピリムを含むもの)を使用されていない方は、7月中旬に必ず防除を行ってください。
奈良県病害虫防除所 注意報第2報
防除に使用する主な薬剤
田植え後に使用する薬剤として実績があるのは、シラフルオフェンおよびジノテフランを有効成分とするものです。それぞれ代表的な商品名を以下に並べます。
〇シラフルオフェン系
・MR.ジョーカー
〇ジノテフラン系
・スタークル
・ゴウケツモンスター
トビイロウンカを効率的に防除するには、薬剤を抵抗性の低い幼虫に対して使用することが重要です。
次に幼虫が出てくるのは7月中旬となりますので、上記の薬剤をこの時期に使用してください。
田植え前にウンカ防除をされた方へ
フルスロットルなどの箱粒剤の多くは、効果の持続期間が3か月以内となります。
田植え前に処理をされた方でも8月下旬にはMR.ジョーカー、ゴウケツモンスターなどの薬剤を使用することを推奨します。