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あしあと

    2020年度ふれあい人権セミナー

    • [公開日:2021年1月21日]
    • ID:2691

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    さまざまな人権問題について、正しい知識と認識を培うため学習する機会を提供し、差別をなくすための実践力を養うことを目的に、市民をはじめ、広く社会教育関係団体、地域・諸団体のリーダー等を対象として、ふれあい人権セミナーを開催しています。

    第6講の開催中止

    新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2月2日(火)に開催を予定しておりました第6講の開催を中止させていただきます。参加を予定いただいていたみなさんには誠に申し訳ありませんが、ご理解くださいますようお願いいたします。

    開催報告

    第5講「戸籍がないという事」を開催しました。

    講演のようす

     第5講は、NPO法人無戸籍の人を支援する会、代表理事の市川真由美さんをお招きし、「戸籍がないという事」と題してお話しいただきました。
     無戸籍の人と聞いて、どういう状況の人なのかすぐにわかる人は少ないのではないでしょうか。市川さんは、自身の会社で雇用した人が無戸籍だったことがきっかけで支援にかかわるようになったそうです。その人を含め、支援した2人の事例を紹介しながら、無戸籍になった経緯や戸籍がないことによって被る制度上の不利益などについてお話しいただきました。
     お話から、無戸籍の人にとってとても厳しい社会であることがわかりました。無戸籍者が気軽に自分が何をどうすればいいのか頼れる行き先を作るために、各市町村毎の無戸籍者専用窓口を設置することが必要だという行政の課題についてもお話されました。無戸籍者が胸をはって一人の人間として自信を持って生きていける社会にするために活動する市川さんのお話から、誰もが暮らしやすい社会を目指すためのヒントをいただいたセミナーでした。
     次回、本年度最後のセミナーになる第6講は、「犯罪被害」をテーマとして2021年2月2日(火)に開催予定です。
    ※新型コロナウイルス感染拡大状況により開催を中止となる場合は、このホームページ等でお知らせします。

    第4講「ひきこもりとの関わり方‐当事者の事例を通じて考える‐」を開催しました。

    講演の様子

     第4講は、「ひきこもりとの関わり方‐当事者の事例を通じて考える‐」と題して、天理大学人間学部総合教育研究センター助教の田中善行さんにお話しをいただきました。
     田中さんは幼少期からのいじめを苦に中退、ひきこもり生活を経て、支援施設に通っていました。その時、施設(支援者)の方針に疑問を持ったことをきっかけに、「ひきこもり支援を変える」という思いで学業復帰し、現在は、天理大学人間学部総合教育研究センター助教としてご活躍されています。
     そんな田中さん自身の経験から、ひきこもりへの言葉がけなどについて具体的にお話しいただきました。最後に、最近ひきこもりに関して、8050問題(80歳の高齢の親が50歳のひきこもりの子どもと一緒に暮らし、経済面を含め支援している状態で、収入や介護など多くの問題を抱える)がよく取り上げられているが、若者の死因の1位が自殺というのも、なんとかしなくてはいけない大きな問題だと語られました。
    ひきこもりの「さぼっている」「ぐうたら」といったイメージを変える!という、熱い思いで取り組みを進めている田中さんのお話に、ひきこもり支援について自分事として考えるきっかけになるセミナーでした。
     
     次回の第5講は、12月15日(火)に「無戸籍問題」をテーマとして開催予定です。新型コロナウイルス感染拡大状況により開催を中止させていただく場合がございます。その際は、このホームページ等でお知らせさせていただきます。

    第3講「もしも願いが叶うなら‐かあちゃん とうちゃんのおもしろ子育て奮闘記‐」を開催しました。

    講演の様子

     今回も感染拡大防止対策を実施したうえで、開催いたしました。

     第3講は、生駒市手をつなぐ育成会の山口歩さんをお招きし、「もしも願いが叶うなら‐かあちゃん とうちゃんのおもしろ子育て奮闘記‐」と題してお話しいただきました。
     山口さんの二人の息子には、知的な遅れと自閉症という障がいがあります。その息子たちと学校や地域など生活の中で感じたこと、苦しかったこと、うれしかったことを率直にお話しいただきました。学校生活では、先生や同級生が「支援学級の子」ではなく「クラスメイトの一員」として息子たちのことを考え、運動会などの行事を工夫を凝らして開催された話を聞き、誰も取り残さないという意識と配慮が行き届いた素晴らしい学校だなと感じました。

     もしも願いが叶うなら、山口さんは昔なら「自閉症をなおしてください」と願っていただろうけど、今は「今の息子たちのままで幸せに暮らしていける社会」もっというなら「親がいなくなった後も幸せに暮らしていける社会」を願うとおっしゃっていました。
     山口さんのお話から多様性を理解し認め合うことの大切さを改めて痛感しました。自分だけでなく誰もが幸せに暮らすためにできることを考え、実践しなければならないと感じました。

     第4講は、11月13日(金)に「ひきこもりの実態」をテーマとして開催予定です。新型コロナウイルス感染拡大状況により開催を中止させていただく場合がございます。その際は、このホームページ等でお知らせさせていただきます。

    第2講「水平社宣言をよむ‐全国水平社創立と人権宣言‐」を開催しました。

    講演の様子

    新型コロナウイルスの影響で第1講は中止、今年度セミナー自体を開催できるのか危ぶまれましたが、なんとか今年度最初のふれあい人権セミナーを開催することができました。

    毎年、2講目は「部落問題」をテーマに設定して開催しています。今年度は講師に水平社博物館学芸員の藤永沙也加さんをお招きし、「水平社宣言をよむ‐水平社創立と人権宣言‐」と題して、お話しいただきました。

    部落差別や水平社とは何かということから、全国水平社の創立やその当時の時代背景などについて説明した後に、水平社宣言を詳しく解説いただきました。自分たちの祖先は社会に必要な役割に従事・貢献してきたことへの誇りや不当な差別への怒り、すべての人間への尊敬など水平社宣言に込められた思いを藤永さんは時折熱を込めて話されました。

    改めてこの宣言は、部落問題だけでなく、もっと深い普遍的なものであることを確信しました。100年前に発信された水平社宣言ですが、人権問題が多様化し、SDGsやコロナ差別など新しい課題が増えてきている今こそ、この宣言から学ぶべきことがたくさんあると感じました。

    次回、第3講は10月6日(火)に「障がい者への理解」をテーマに開催予定です。新型コロナウイルス感染拡大の状況により開催を中止させていただく場合がございます。その際は、このホームページ等でお知らせさせていただきます。

    第1講の開催中止

    新型コロナウイルス感染拡大防止のため、6月30日(火)に開催を予定しておりました第1講の開催を中止させていただきます。

    また、第2講以降につきましても、感染拡大の状況により開催を中止させていただく場合がございます。その際は、このホームページ等でお知らせさせていただきます。

    開催テーマと日程

    開催日程
    講 開催日時 会場 研修テーマ 講師 学習形式 
     1

     6月30日(火)
    13:30-15:00

    人権センター2階
    第1会議室
    在住外国人支援

    兵庫県国際交流協会
    外国人県民インフォメーションセンター

    村松 紀子さん

    講演
     2

     8月25日(火)
    13:30-15:00

    人権センター2階
    第1会議室
    部落問題

    水平社博物館

    藤永 沙也加さん

    講演 
     3

     10月6日(火)
    13:30-15:00

    人権センター2階
    第1会議室
    障がい者への理解

    生駒市手をつなぐ育成会

    山口 歩さん

    講演
     4

     11月13日(金)
    13:30-15:00

    人権センター2階
    第1会議室
    ひきこもりの実態と
    当事者への関わり方

    天理大学人間学部
    総合教育研究センター

    田中 善行さん

    講演 
     5

     12月15日(火)
    13:30-15:00

    人権センター2階
    第1会議室
    無戸籍問題 

    NPO法人
    無戸籍の人を支援する会

    市川 真由美さん

    講演 
     6

    令和3年 2月2日(火)
    13:30-15:00

    人権センター2階
    第1会議室
    犯罪被害

    少年犯罪被害当事者の会

    武 るり子さん

    講演 

    申し込みについて

    参加無料、申し込み不要です。
    連続講座形式ですが、興味のある講座のみの参加も可能ですので、お気軽にご参加ください。