(目的)

第1条　この訓令は、本市職員を新に採用する場合の選考に必要な事項を定めることを目的とする。

(職員の定義)

第2条　この訓令において「職員」とは、御所市職員定数条例(昭和33年御所市条例第27号)第2条に定める職員をいう。

(採用基準)

第3条　任命権者が新に職員を採用しようとするときは、第5条の任用候補者名簿に登録した者のうちから行わなければならない。ただし、特殊業務その他任命権者において特に必要と認める者については、選考の方法により別に採用することができる。

(職員の欠格条項)

第4条　次の各号に該当する者は、職員に採用しない。

(任用候補者名簿)

第5条　職員採用試験(以下「試験」という。)に合格した者について、その結果適当と認める者(以下「任用候補者」という。)を御所市職員任用候補者名簿(様式第1号。以下「任用候補者名簿」という。)に登録する。

(有効期間)

第6条　任用候補者名簿の有効期間は、作成後1年(特に必要がある場合は、1年を超えない期間でこれを延長することができる。)とする。

(採用試験)

第7条　試験は、職務遂行の能力を有するかどうかを正確に判定することをその目的とし、次のいずれかによって行うものとする。

(委員会の設置)

第8条　試験の実施にあたっては、試験の公正を期するため、採用試験委員会(以下「委員会」という。)を設置する。

(委員会の所掌事務)

第9条　委員会は、次に掲げる事務を所掌する。

(委員会の組織及び運営)

第10条　委員会は、委員長及び委員若干人で組織する。

(受験資格)

第11条　受験資格は、受験の対象となる職及び試験の区分に応じ、職務の遂行に必要な経歴、学歴、年齢、免許等について市長がその都度定める。

(試験の告知)

第12条　委員会は、採用試験を実施する場合、次に掲げる事項について、市の広報紙に掲載し、必要に応じ、新聞その他の方法によって周知する。

(受験の手続)

第13条　試験を受けようとする者は、市長が別に定める御所市職員採用試験募集要項に定めるところにより御所市職員採用試験受験申込書(様式第2号。ただし、高等学校新規卒業者にあっては、近畿高等学校統一用紙を可とする。)に必要な書類を添えて提出しなければならない。

(補則)

第14条　この訓令に定めるもののほか、必要な事項は、市長が別に定める。